フジワライター【社畜からフリーランス】

エリートサラリーマンのつもりが、社畜になっていたことを悟り、なんとか脱出。42歳専業ライターが自由に生きるためのTIPSを発信します

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言った、言わない、契約をめぐるトラブル時に大切にすべきこと

こんにちは、真の「フリーランス」を目指す、ふじわらいたーです。42歳、社畜生活20年、妻子3人のためにも独立を決意しました。

 

独立まであと84日

 

今回の記事は、大事なクライアント様と契約をめぐるトラブルになってしまったときのことを書きます。ふじわらが、実際にかかえたトラブルで対処に悩みましたが、「あ、こういう考え方が大事かも…!」という原則にたどりついた気がするので紹介します。

 

下記のような経験をしたことがある、考えたことがあるという方、ぜひお読みください。

  • クライアントから仕事をもらっている立場だから、強く主張できない
  • え、1本あたりの報酬じゃないの?まとめて…この価格…?
  • 納期が早まった…?無理そうだけどやるだけやってみるしかない
  • チャットワークの返信がない。スタンプだけでも返してほしいのに…

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結論:理があることは丁寧に主張すべし

理屈が通っていること、こちらに非がないことについては主張をすべき。ただし丁寧に。というのが今日の結論です。

 

分解すると

  • 理があるならば、話せば分かってくれるはず
  • 喧嘩をするわけではない、分かってもらうことが目的

ということになります。

 

極論、クライアントが上場企業であっても、個人のブロガーであっても、同じだということです。まず最初に相手を値踏みする、相手の顔色をうかがうのは、私はすべきでないと思います。

 

その前に絶対的にすべきことは状況整理です。なにが起きているのか、真実はなんなのか。相手からクレームがあったときに、こちらに非があるなら即座に平謝りが正しいでしょう。ただ誤解なら、なぜそのような食い違いが生じたのか、相手の主張のポイントを掴むことが重要です。

 

トラブルはなぜ起こるのか

「トラブル」の直訳は、いざこざ、紛争、もめ事などです。クライアント側と仕事をするライター側の解釈や主張が食い違ったときに「トラブル」となります。

 

つまり、仮に食い違いが起きたとしても、「えっ、聞いていない。でも揉めたくないから黙っておこう…」というのはトラブルに発展しないことになります。

 

でも、ふじわらは、違うと思います。やはり納得できない、受け入れられないことはきちんと主張すべきです。

 

もちろん仕事をいただいている身なので、ガマンすることもあります。急に納期が早まったときに、多少キツくても黙って受け入れたこともたくさんあります。

 

でも、無条件で泣き寝入りは絶対にだめ。会社に所属しているときと異なり、こうしたときに相談する相手はいません。守ってくれる組織もありません。

あくまでも自分の中に価値基準を置いて対応することになります。そしてトラブルの99%は些細なことです。お互いに弁護士を立てるような話にはまずなりません。ということは高い弁護士費用を使うことなく、自己解決、交渉する力が求められます。

 

ここを超えたらダメという「一線」を定めよう

ふじわらの場合は、こんなところに一線を置いています。

  • 受け入れたら自分の案件に対するモチベーションが保てない
  • 受け入れたら今後の信頼関係にかかわる
  • 受け入れたら経済的な損失が大きい

つまり、きちんとお話をさせていただいても、分かっていただけないならば我慢できない。もうお仕事をやりたいと思えない。というところがボーダーラインです。

 

ふじわらのような実績のないフリーランスがこんなことを考えるのは生意気だという方もいるかもしれません。ただ、フリーランスである前に一人の社会人です。納得できないルールを押し付けたり、ルールを曲げてくる人がいたならば、付き合わない自由はあります。(ここ会社員だとそうもいかない場面ありますよね)

 

「堪忍袋の緒が切れる」などと言いますが、その基準は人それぞれです。また、恩義のあるクライアントならば「今回だけは仕方ないな」という判断もあるでしょう。大事なことは、自分が照らせる基準を作っておくことです。

 

ケーススタディ:トライアル価格を後になってから適用!? 

ここからは、ふじわらが実際に解決したトラブルを具体的に紹介します。ただ、ふじわらにお仕事をくれている方は、皆さんまともな方です。それであっても、行き違いは起こりえます。このことで、クライアントさんのことを悪く言う気持ちは1ミリもない、ということはお伝えしておきます。

 

お付き合いして数か月の、ふじわらとしては最もお世話になっているクライアント。請求書もすでに発行していて、お支払いもいただいている状態でした。ところが…

取り決めにあったように最初の3記事ではトライアル価格ですよね。だから案件Aの3記事は半額です。すでに払った分はこのままでいいので、今回請求のある2記事と今月書く1記事を半額で請求してください。

 えーーー!! ビックリしました。しかもこの案件A、文字数が1万文字超なので、2万~3万円ほどする記事なんです。2千円が1千円になるのとは、ショックが違います。しかも一回目の請求は終わっているのに…。

 

そこで、トライアルをいつ説明していただいたかを確認したところ、確かにクラウドワークス上の募集要項に「初めの3記事はトライアルで半額です」と書いてありました。これは動かぬ証拠というやつですね。今さらであっても「トライアルのことなんか知らない」というのは私の中で選択肢はありませんでした。

 

ただ話はここで終わりません。このクライアントさんはしっかりとした組織として複数のWebメディアと契約されています。実はクラウドワークスを通じてふじわらが応募した記事は、他のライターさんで埋まっていました。そこで、ふじわらは別の案件Aと案件Bを任せていただくことになったのです。

 

ところが案件A・案件Bの、文字数やトンマナなど具体的な仕事内容を説明されたときにはトライアルの説明は抜けていました。ここが今回の行き違いのポイントになります。 

 

また案件Aは1万文字を超えるもの、案件Bはその半分以下です。2件の文字単価は同じです。つまり半額を適用した時の「値引き額」は案件Aのほうがはるかに大きいのです。そこで私は書きました。

執筆を行った順に、3記事(案件A・案件B・案件B)をトライアルとして認定いただけないでしょうか。「初期に執筆したものがトライアルだった」ということならば、私としてもすっきりいたします。

 

ふじわらとしては、すでに「請求済の分はいいとして途中からトライアル」にされるのは何か違和感がありました。ところがクライアントさんの返信は、

案件Bにはトライアル制度はないので、(文字数の多い)案件Aがトライアルの対象となります。すでに支払い済みの分まで、さかのぼって減額されるのは構いませんがAのみの調整でお願いします。

 

「案件Aはトライアルがある、Bにはトライアル制度がない」

これは私にとっては明確に後出しでした。また私が案件Bを持ち出したのは、初期の私が不慣れだっため実際に先方のディレクターにいろいろ余計な工数をかけさせてしまったという実感があったためです。

 

案件Bのトライアル設定の有無を私は知る由がございませんでした。やはり、案件A・案件B・案件Bと実際に執筆を行った順に、トライアルとして両者で合意することが妥当ではないでしょうか。

 

またトライアル=試用期間とすると、当時のほうがディレクター様、エディター様に対してよけいな工数をおかけしていたことは自覚がございます。

 

「当時のものはトライアルだった」と言われることには私自身にも納得感がございます。しかし「初月ではなく、2か月目・3か月目がトライアル」と言われてしまうと、やや複雑な思いがいたします。

 

もちろん今も十分とは思っておりません。勉強中、修行中ですのでこれから貴社に恩返しできればと思っております。

 

 私が重ねて返信した内容の趣旨です。(案件Aを3つとも半額にされてしまうと報酬的にツライという思惑はあったものの)クライアント様に伝えるべきことは伝える、その上で「リスペクトをもっています」「あなたと一緒に仕事したい」ということも記したつもりです。

 

大切なことは、自分に理があり、どこにもウソやごまかしがないので、丁寧に主張すれば分かっていただけるはずだという自信があったことです。

 

最終的にふじわらの提案通りで良いと言っていただきました。こちらの失礼かもしれない物言いに対しても「そんなことはないです。これからも活躍していただきたい」という旨の返信をいただきました。

今月はさらに上乗せして発注いただくことになっています。ホッとしました…。

 

「言った、言わない」は百害あって一利なし 

今回、非常にスムーズだった点は、お互いが冷静に「文書」で示したかどうかを確認し合ったことです。

危険なのは、「あのとき説明したじゃないか!」「いや、聞いていない!」「いいや説明したぞ」という水掛け論になってしまうこと。いわゆる「言った、言わない」という争いを続けると、ただ互いの溝が深まり、信頼を損なうだけです。

 

弁護士、行政書士のレベルでなくても、フリーランスは最低限の取り決めを作っておかなければなりません。直接契約する場合には、「業務委託契約書」を結ぶなど、何かトラブルに起こる前の予防策は必ず取っておきたいものです。

 

そのような備えができない、自信がない方には、クラウドソーシングがおすすめです。受発注側双方が利用規約に同意しているため、連絡や支払いが滞るなどのトラブル軽減になるでしょう。その分手数料がかかりますが、安心料、保険料と思えばよいかもです。ただし、あくまでも「自己責任」。ここがフリーランスの醍醐味であり、厳しさですね。

 

 

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